岐阜県多治見市の「行政書士まつもと事務所」建設業許可,建設キャリアアップシステム,外国人ビザ,終活サポート,遺言書作成取り扱っております。

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CCUSとは

建設キャリアアップシステムとは、建設業に関わる技能者の資格・社会保険加入状況・現場の就業履歴などを登録・蓄積し、技能者の適正な評価や建設事業者の業務負担軽減に役立てるための仕組みのことで、国土交通省が推進しています。

2020年1月には、国土交通省により外国人技能実習生のCCUS登録義務化が施行され、ますます対応が急務となる同システムですが、建設事業者の方々のなかには「現場の対応がスムーズにできないのでは…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

建設キャリアアップシステムが構築された背景には、日本全体の就業人口の減少や、それにともなう建設業界の人材不足に対策する目的があります。

建設業振興基金によると、建設業界の年齢別賃金(賃金カーブ)は、他の製造業より早い40歳前後にピークに到達しており、管理能力や後進の指導といった経験に裏付けられた技能者の能力が適切に評価されていないことが考えられます。人材不足に対応し、若年層の入職を進めるためにも、建設業が他の産業と比べても「生涯を通じて魅力的な職業である」ことを目に見える形で示す必要があることから、このような仕組み化が求められました。

下記の項目では、建設キャリアアップシステムの3つの目的をわかりやすくまとめます。

技能者一人ひとりの本人情報・保有資格・社会保険加入状況等をシステムに登録、個人カードに就業履歴の情報を蓄積していくことで、技能者のスキルやキャリアをわかりやすく「見える化」。技能者が受けるべき適正な処遇を受けられることを目的としています。

若年層に、建設業が将来にわたり「魅力的な職業」であると認識してもらえるよう、個々の技能者のスキルアップが確実に処遇の向上につながる環境を整備。登録された就業実績や保有資格・講習受講実績などにより技能者の能力をレベル分けし、客観的に評価する基準の構築が検討されています。

現場で技能者の資格保有状況や社会保険加入状況を簡単に確認できるなど、現場管理の効率化が見込まれます。また、建設業退職金共済事業本部(通称・建退共, けんたいきょう)が管理する退職金の管理なども統合されていく見込みで、事業者の事務作業の効率化も期待されています

※このように、建設事業者・技能者双方にメリットのある建設キャリアアップシステムですが、申請や現場での運用が難しいのではないかと考えている方もいるかもしれません。しかし、大手ゼネコンでは、現場に入場する事業者・大手ゼネコンでは、現場に入場する事業者・技能者の建設キャリアアップシスエム登録率100%を方針としています。技能者はキャリアアップカードが無ければ現場に入って仕事ができなくなる可能性が予測されます。

早めに建設キャリアアップシステムへの登録申請をお勧めします。

当事務所では建設キャリアアップシステムへの代行申請を行っております。詳しくは、お気軽にお問合せください。メールでのお問い合わせはこちらをクリック

 

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